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    郁文堂書店さん


    山形にある郁文堂書店さん。
    先日、地元山形の芸術工科大学さんのリノベーション企画により、古い店内を改装してオープンされました。
    そこの店主 原田 伸子さん。
    そんな原田さんとの出会いは喫茶店にて。
    山形七日町にある喫茶店 白十字。
    娘が今度山形で生活するので一緒に物件探し。
    一息つきたくてカフェ探ししてたら、たまたま見つけたレトロな喫茶店に惹かれて店内に。
    店内のソファやカウンターのチェアも良い感じ♪
    店主のおかあさんは90歳近くなられた今もカウンターに立たれています。
    で、トーストセットを注文。
    テーブルまで運ぶのを、カウンターに座って店主のおかあさんと楽しそうに談笑していた綺麗な白髪のボブが似合うおかあさんが運んでくれた。
    コーヒーと厚切りトーストのセットが好みです♪
    「ここのおかあさんは脚悪いから〜アタシが運んであげるからよ〜」
    親しみのある山形訛りでおしゃべり上手な原田さん。
    どこから来たの〜?
    なんて話から娘が通う大学の話になり、
    ウチのお店も芸工大の方達にリノベーションしてもらって今度オープンするんだよ〜
    との事。
    その綺麗にリノベーションされた本屋さん今度みてみたいですね〜なんてお話したら、
    今日お店は休みなんだけど。なんなら今から店見に来る?
    なんて嬉しい話を頂いき、
    ぜひ♪と遠慮なくおじゃましました(笑)
    郁文堂さんはオープンされてから85年くらいなるらしい。
    丁度、最近は本屋さん巡りを楽しんでいたところでの郁文堂さんとの出会い。
    歴史を感じる棚。本や置物。
    リノベーションされて綺麗に飾られた店内をウキウキしながら見廻しました。
    郁文堂さんは古本や新書だけでなく山形の郷土史資料書などを専門に扱われていたそうで、それがお店の強みでもあったそうです。
    「芸工大のS先生がこの古い木材はまだまだ使えるからいいねーいいねーっていうんだは〜」
    と嬉しそうに語る原田さん。
    お店の昔話からリノベーションをしてくれた芸工大の方々のことや
    震災後、七日町で毎年行われている芸術祭 山形ビエンナーレの話まで。
    短い時間でしたが楽しい話を沢山聞かせていただきました。
    また来ますね〜
    とご挨拶し、お店で見つけた古本を今度オープンした後に買いに来るってことで取り置きをしてもいました。
    で、それから3カ月くらい過ぎた先日にようやく郁文堂書店に来れたので取り置きしてた本を受け取りに行ってきた。
    本と一緒に信子さんが載ってる新聞記事も頂いた(笑)
    お茶飲んでいきな〜
    と、言われ奥にあるテーブル席に座りながら信子さんや近所のおかあさんとお茶飲み。
    その間にも近所の方々がちょこちょこお店に寄られて一言二言、信子さんに声をかけていく。
    長年この場所にあり続ける理由を感じながら茶飲み話をしてきました。
    古くからある存在感や原田さんのスタイルもちゃんと活かされながら新しくなった郁文堂さん。
    こんな風にリノベーションされながら良いお店が街に残っていくは嬉しいですね。
    現在、郁文堂書店さんは金、土、日、月曜のみの営業してます。七日町に来られた際は是非♪
    そのほかにも郁文堂のとなりにある とんがりビルや
    この日は残念ながらお休みでした。

    こちらも近くにある古くからあった傘屋さんをリノベーションしてオープンされたbota coffeeさん。
    店内お洒落で落ち着く空間です。
    その他にも気になる喫茶店など結構あります。

     

     

     

    古くからある建物や街並みを活かし
    その街の歴史や文化などが残りながらも変化していく面白さ。
    少しずつリノベーションされていく山形 七日町がこれからも楽しみです

     

     

     

    BARBER SHOP TENDER’S.

    TEL 022-395-6238